Xenogears [1.用語]

1.用語2.攻略3.技4.アイテム5.キャラ用品6.ギア用品7.敵キャラ


1.一覧(アイウエオ順)

TYakkが現在攻略している範囲内でわかる(もしくは推理できる)用語を網羅
ただし、物語が展開すれば、今までの説明が覆される場合もあるので注意!

名称                  内容
アーネンエルベ この世界に生まれた人々と共に新たなる地平へと歩み進む来るべき神の人。接触者の運命とされている。
アウラ・エーペイル( 攻略へ 旧シェバト首都。天空をさすらう街。昔は「昨日の涙を明日の笑顔に変えるところ」と呼ばれていた。今ではソラリスに対抗する力は残っていない。
アヴェ イグニスの南の砂漠一帯を治める国家。王都ブレイダブリクとファティマ城がある。元宰相だったシャーカーンが実権を握っていた。キスレブと敵対。軍事組織ゲブラーの援助により、劣勢を盛り返す。領土を広げ、遺跡資源を獲得していた。だが、ついにはバルトたちの手によってシャーカーンは倒され、その後、エドバルト4世の遺言通り、共和国家として生まれ変わった。その後、キスレブと休戦、和平を結ぶ方向にある。
アクヴィ その大半が海に覆われたエリア。海上都市タムズや『教会』本部がある。そして、カレルレンが4000年の間探し続けてきたセボイムの遺産があるのも、このエリアである。19年前に大地殻変動が起きた。
アセンブラー ナノマシンの一つ。分子や原子を解体、再構築し、自在に物質を創ることが出来る機械。以前は、損傷した人の身体を、外界から与えられたアミノ酸などを使って再構築(バイオサンプリング)したり、固有の能力を封じ込め(刻印<リミッター>)たり、遺伝子組み替えをするのがやっとであったが、セボイムの遺産により、より小さく精巧なアセンブラーが誕生した。これにより、遺伝子の二重ら旋の空隙部分(イントロン)に隠されている情報までわかるようになった。
アニマの器 魂の器。全部で12ある。アニマの器とギアが融合変化した状態をギア・バーラーと呼ぶ。ただし、相応しい同調者<アニムス>がいなければ変化は起こらない。ラムサスがこれを探す任を受けている。伝承では、“ラジエル”によって知恵と力を得た人が、天空の楽園「マハノン」を追放され、神に反旗を翻した。12のアニマの器を作り、神に挑んだとされている。黒いチュチュの話によると、アニマの器とは、無生物と結合するためのユニットらしいが……。
アニムス アニマの器の同調者。アニマの器、そしてそれに相応しいアニムスが揃うことでギア・バーラーが誕生する。また、肉体を失ったガゼル法院の元老たちが求めている代わりの肉体を持つ者をさす。
あねご タムズの甲板広場にいるカード(スピード)が得意な人物。2人の男を従えている。
アハツェン ニコラの人機融合ギア・ゼプツェンの兄弟機。2号機である。ゼプツェンの他にはもう二度と作らないと言っていたニコラだが、ソラリスの洗脳を受け、作ってしまう。ニコラ自ら古い肉体を捨て、アハツェンとの人機融合を果たした。その後、シェバトを襲撃、対ギア用サイコ・ジャマーで他のギアの行動を封じるが、それに対するシールドがなされたゼプツェンと戦闘。その最中、ゼプツェンと共鳴して良心回路を作動させ、自らを葬ることとなった。
アバル 牧羊者<アバル>。地上人<ラムズ>に対する言葉。ソラリスが自国民を差して言う。ソラリスでは「牧羊者<アバル>は地上人<ラムズ>を管理統制し、その生殺与奪の権利を持つ」という考え方が一般的。
アラボト広場 エテメンアンキにある広場。天帝カイン出席の観艦式がここで行われた。この時のカインは、実はガゼル法院が用意した模擬体<ダミー>である。
アルカンシェル グラーフの力により、負の感情(憎悪)をエーテルに変換し、あらゆる攻撃を防ぐ障壁を張る。だが、ジェサイアのギア・バントラインによって障壁を消去され、ビリーたちに倒される。
アルル ティモシーの婚約者だが、実はフェイに想いをよせていた。ギア集団がラハン村を襲った時、フェイの乗ったギアの暴走により、死亡。
アレンジ ソラリスへさらわれた者が受ける洗脳のこと。まれに失敗があるようである。
イグニス 火軍と呼ばれる。キスレブ、アヴェの二大国家が存在する。この二国の争いは、教会が発掘した太古文明の兵器を利用、ギア・アーサー(一般的にギアと略す)という人型機動兵器どうしの戦いへと発展した。
イド エルルの悪魔。紅のギアに搭乗。1度目はラハン村、2度目は砂漠、そしてセボイム(『教会』発掘現場)に姿を現した。3度目はソラリスに2度出現。そのうち最初はシタンの前で、その次に現れた時、ソラリスは崩壊する。そして、その時に皆の前に正体を明かす。実はフェイの別人格であり、彼よりも上位人格である。過去、暗殺者イドとしてグラーフと共に暗躍していた彼は、父カーンによって人格を意識の深層に封印された。その時に“現在のフェイ”が誕生した。フェイ、イドのほかに、もう一人、イドが臆病者と呼んでいる人格が存在し、上位人格であるイドがフェイを支配できないのは、そのためである。
イルティス キファインゼルの艦隊に所属する駆逐艦。
イントロン 遺伝子の二重ら旋の空隙部分。セボイムの技術によりアセンブラーでその情報獲得を実現。この情報を解析、概念化したものがウロボロス環であれば、それを持つ者は“特別な者”である。
ヴァンダーカム ラムサスの部下。元アヴェの司令官だったが、ラムサスが来たため、キスレブ国境配備の前線部隊に左遷される。旧態依然として大艦巨砲主義者。キファインゼルという艦に乗る。相手の名を呼ぶ時、「航空参謀<コクサ>」「射撃指揮所砲術長<ホチ>」など、名前の前に役職名をつけて連呼する癖がある。キファインゼルに搭載したギア・ドーラでフェイたちに戦いを挑み、一度敗北。その後に現れたグラーフによって力を得、今度はミロクたちを倒す。しかし、最後には死亡。
ヴィエルジェ エリィの搭乗ギア。仕官専用の新型機。全高15.7シャール。基本重量10.2カーン。全備重量14.7カーン。エーテル攻撃が得意。テールスタビライザーとサイドスカートに装備されたエアッドの威力は絶大。エリィのエーテル力をそのまま反映する。
ヴィンド ユグドラシルのギア部隊に所属。ミロクの部下。対ヴァンダーカム戦で戦死する。
ウェルス バベルタワーから降ってくる死霊とされる。罪を犯した人間が神の罰で異形の存在となったものとされている。これはソラリスが作り上げた、まやかしのシステム。本当は、『教会』によって選ばれ、カレルレンの術を施された人間である。ヒト型特殊変異体ウェルスとなった者は、苦しみを和らげる為に人の血を求めて襲う。だが、真の意味で苦痛が取り除かれるのは、消去されるほかにない。
ヴェルトール フェイの搭乗ギア。全高16.3シャール。基本重量17.8カーン。全備重量22.7カーン。攻撃・防御・エーテル感応値ともにバランスのよい機体。いくつかのブラックボックスがある。エリィたちがキスレブの第11開発ベースから奪取したギア。ラハン村でエリィたちのギアと、キスレブの追撃隊のギアの戦闘が起こった時、はじめてフェイが乗ることになった。バルタザールはこのギアを、神を滅ぼす者の憑代と呼んだ。ジークムントの側近の説明では、このギアは素体として“彼等”が持ち込んだもの、とされている。
ヴェンデッタ 対フェイ戦において、ラムサスが念願の初勝利を収めたギア・バーラー。
ウロボロス環 イントロンの情報を概念化した時に見られるリング状の構造体。太母ともたとえられ、自らの尾をくわえるへびのような形になっている。“ある特別な者”しかウロボロス環を持つことはない。
エアッド 精神波<エーテル>感応誘導式攻撃モジュール。これを使えるのは、エレメンツクラスの者だけである。
A区画 キスレブ全5区画のうちの一つ。一般街がある。首都ノアトゥンのある場所。
エーリッヒ エリィの父。かつてソイレントシステムの総括官であり、マリアの父ニコラたちと共にM計画の研究に携わっていた。良心の呵責にさいなまれた彼は、集められた地上人を出来る限り第3級市民として保護、身を引いて、特設外務省の事務職に就く。エリィがユーゲントへ入る際、彼はそれを反対したが、当のエリィからは誤解されていた。エリィは、昔自分の世話をした乳母が本当の母であり、地上人である彼女の血を引いた自分の姿を、皆の前にさらけ出したくないために反対したのだ、と思っていた。エリィのためなら命すら投げ出す娘思い人物だった。
エテメンアンキ( 攻略へ ソラリスの首都、狭い意味では第2級市民層を差す。クラスを上げて管理庁に認められた第3級市民は、第2級市民層へ移動できる可能性があるようである。エテメンマンション、アラボト広場などがある。ここ以上の区画では、各家庭にトリヴィジョンがあるのが普通のようである。子供たちの間ではホッピンシューズの天帝モデルが人気がある。下層には反重力カーの道路がある。
エテメンマンション エテメンアンキにあるマンション。メモリーキューブの話をしてくれる人物のほか、どうやって侵入したのかは不明だが、ビッグジョーがいる。
エトーン <罪をあがなう者>。バベルタワーの出口は厳重に監視されているが、それでも死霊は現れる。エトーンとは、アクヴィに出没する死霊<ウェルス>の浄化を聖職とする教会の人間のことを差す。ストーン、ベルレーヌなどがそのメンバー。だが、以上は表向きの姿。本当は、堕落した教会の人間を監視、処分する<処分を行う者>であり、ソラリスの工作員である。ビリーはこの事実を知らなかった。
エドバルト4世 バルトの父、アヴェの第18代国王。キスレブとの和平実現まであと少しというところで、宰相のシャーカーンによって暗殺された。バルトの母親となる女性と出会う前、ある女性と恋仲にあった。短命だったその女性は、死に別れることを恐れ、自ら身を引いた。彼女はすでに一人の子、後のバルト付きの騎士となるシグルドを身ごもっていた。シグルドは自分の素性をエドバルト4世に告げなかったが、彼は、シグルドが自分の息子である事に気づいていた。後にバルトに2つの遺言を言い渡す。1つはアヴェを共和国家とすること。もう1つは「おまえが得たものは、兄と分かち合いなさい。おまえと兄が得たものは、すべての民と分かち合いなさい」という内容である。
エメラダ セボイムで発見されたナノマシンの群体。8~9歳?125~161cm。96kg。搭乗ギアはクレスケンス。カレルレンは、彼女の身体にあった何かの情報を得、その後、サルガッソーに送り、彼女とフェイとの間に何が起こるのか、ケンレンに確かめさせた。フェイと会ったエメラダは、戦闘中にフェイそっくりの男性キムのことを思い出す。彼をキムだと思い込んだ彼女はそれ以降、仲間になる。
エリィ(エレハイム・ヴァン・ホーテン) 神聖ソラリス帝室特設外務省、通称ゲブラー、火軍<イグニス>突入三課少尉。18歳。164cm。46kg。搭乗ギアはヴィエルジェ。キスレブから新型ギア・ヴェルトールその他を奪取、帰還の途中にキスレブのギアに襲われ、ラハン村に不時着。その後、黒月の森で迷っているところ、フェイと出会う。ブロイアー、ヘルムホルツ、ストラッキィ、ランク、フランツの5人を部下に従える。両親がいて、父はエーリッヒ。ソラリスの重職。母はメディーナ。フェイと再開した時、苦悩の末、「暴走」を覚悟でドライブを打ち戦いを挑んだ。キスレブへの粛清の折、ヘヒトの護衛をしていた彼女は、もう一度フェイと出会う。彼の必至の説得で心動かされ、協力することになる。その後、彼女の危機を謎のギアが救っている。カレルレンとのやり取りから、彼女はニサンのソフィアの生まれ変わりらしいが……。
エリィの家( 攻略へ エリィの家。エリィと、その父エーリッヒ、母メディーナが住む場所。家政婦がいる。昔はこの家にエリィの乳母がいた。
E・アンドヴァリ エル・アンドヴァリと読む。バルトが2台目に乗るギア。全高18.3シャール。基本重量15.2カーン。全備重量19.1カーン。500年前のディアボロスとの大戦の時、それを討ち滅ぼした者の一人、ロニ・ファティマが搭乗したギア・バーラーであり、戦後は碧玉要塞に封印されていた。精神波で操作を行い、出力や武器も搭乗者の精神波の強さに比例して増大していく。本当の力を引き出すには、ギアとの精神接合を極めなければならない。
エルル エレメンツの一人、ドミニアの故国。ソラリスによって粛清を受ける。粛清は、その能力を見極めるため、イドが使われた。その場に居合わせたソラリス兵もろとも、エルルは破壊される。ラムサスもその場にいたが、生き残った。民たちはその能力、特異性などから、死霊<ウェルス>の母体として利用された。
エルルの悪魔 謎の赤髪の男。ラムサスはその悪夢にうなされることがある。彼の乗るギアは、ラムサスのワイバーンを一瞬で破壊、その技「機神黒掌」はブリガンディアへ19998のダメージを与え、しかもユグドラシルを投げ飛ばして大破させるなど、その強さは半端ではない。アヴェ・ゲブラー混合部隊の3分の2をたった一機で壊滅させる。時折、ガゼルのメンバーが“奴”と呼ぶのは、彼のことだと考えて間違いないだろう。後にセボイムへ出現。「イド」と名乗る。
エレメンツ ソラリスの仕官養成学校<ユーゲント>の中でも特に優秀な者を差して呼ぶ。シタン、シグルド、ラムサス、ミァンの4人がかつてのメンバーである。
臆病者 フェイ、イド、そして第三の人格。イドがこの人格のことを臆病者と呼んでいる。フェイ本来の人格であり、彼がイドの発露を抑制し、また、フェイの表出を手助けしている。何らかの原因で、彼自身が表出することはない。もし、目醒めれば、フェイは本来の人格に戻ることが出来る可能性がある。
おばちゃん バルトのアジトの食堂で、戦争孤児たちの面倒を見ている。実はユグドラシルの機関長の妻でもある。

名称                  内容
カーン(ウォン・カーン) フェイの父。ワイズマンと同門の彼は、やがてシェバトの武官となり、フェイの母カレンと結婚する。かつて、フェイをさらったグラーフを追っていた。そして発見。だが、彼もフェイも傷つき、グラーフは姿を消した。彼は駆けつけたワイズマンにフェイを託し、単身、グラーフの後を追った。「息子のためだけではなく、世の為にもあの男を消さねばならぬ」最後にワイズマンに会ったとき、そう言っていた。ゼファーの任務で地上に降りたが、グラーフの話では、彼はすでに殺されている。
カイン ソラリスの天帝カイン。原初の刻より延命措置によって生き続けている。「福音の劫<とき>」までに神を見つけなければならないらしい。アーネンエルベという言葉を信じているようである。
ガスパール シェバトの三賢者のうちの一人。カーンやワイズマンに武術を指南した武人。行方知れずになっていたが、アハツェンの襲撃後に姿を見せた。彼曰く「かつての愚行を繰り返さぬよう、監視に来た」らしい。
ガゼル ソラリス第1級市民のことを言う。エリィとその両親エーリッヒ、メディーナなどがそれにあたる。
ガゼル法院 ソラリス最高統治機関。そして主に、ここに存在する元老たちを差して言う。彼らは、500年前の大戦で身体を失い、カレルレンによってSOL-9000というコンピュータ上のデータとして復活したもの。M計画によって完璧な肉体としもべを手に入れることを望んでいる。彼等曰く「我等は“母”の為に存在している」。魂<アニマ>の器、その同調者<アニムス>、そして神の眠る地「マハノン」を探し続けている。キスレブへの『粛清』は、天帝カインにその本当の目的を知られることなく行われた。彼らは、メモリーキューブからの情報で、フェイたちの中に“母”を見つける。そして“対存在”の可能性が高いらしい。セボイムで発見されたナノマシンの群体は、4000年前に“接触者”と“対存在”によって創り出されたもの。彼らの最終的な目的は、肉体復活の後、マハノンに眠る神とともに方舟によって宇宙へ進出、君臨することである。
カラミティ シェバトの賢者バルタザールが作ったギア。後に息子ニコラが作成するギア・ゼプツェンのプロトタイプである。
カレルレン かつてはロニ・ファティマたちとともにソラリスと戦った。だが、現在はそのソラリスの実権を握っている。障壁<ゲート>はどうやら彼が開発したものらしい。ソフィアの勧めで様々な本を読むうちに学問に目覚め、メルキオールに師事。分子工学を学んだ彼は、大戦後にソラリスに移った後、地上人に刻印<リミッター>をつけた。4000年の長きにわたってセボイムの遺産を探し続けてきた。
カレン フェイの父カーンの妻、つまりフェイの母親である。カーンがワイズマンに語ったところによれば、フェイが幼い時分に亡くなっている。
監視塔( 攻略へ ソラリス第3級市民層を監視する塔。エテメンアンキ(第2級市民層)に通ずる通路にはスキャンがあり、第1級市民もしくは軍関係者のIDを持つ者以外が通ろうとすれば、消去される。
監視のじじ キスレブD区画において、無人の輸送列車を監視する人物。監視展望台の上にいる。そこから飛び降りようとする者から罰金を徴収する。
艦長 タムズの艦長。快活な性格で、漂流してきたフェイたちのギアを修復したり、食事に招待したり、見返りなしの親切をする。それが“海の男”として当然だと考えている。「男は」「度胸と」「食い意地だっ!」など、3点カメラワークを心得た決めポーズを得意とする。近々、お得意先である教会から依頼されたサルベージ計画に参加予定。
管理庁 第3級市民層を管轄する組織。第3級市民を労役に就かせ、かつ、彼らのアレンジ、リアレンジの権限を持つ。
ギア・バーラー 神のギア、全てのギアを超越する存在とされている。アニマの器とギアが融合変化した状態のこと。これにはアニムスが必要である。500年前、ロニ・ファティマ、ゼファー、ラカン、カレルレンたちの操るギア・バーラーの活躍により、謎の軍団ディアボロスを討ち滅ぼした。
機関長 ユグドラシルの機関長。ユグドラシルが常に最高の状態で活躍できるよう、影で支える人物。そばにいる犬は彼の愛犬マートルである。彼曰く、エンジンの要であるスレイブジェネレータにどうして高エネルギーのプラズマが発生するのか、自分を含めて誰も知らないらしい。バルトとシグルドが片目を失った事故に、今も責任を感じている。
キスレブ イグニスの北に位置する国家。全5区画から形成される。キスレブ総統府のあるセントラルエリア。一般街のあるA区画。首都ノアトゥンはここにある。工業施設のあるB区画。娯楽施設、バトリング闘技場のあるC区画。そして、犯罪者収容施設のD区画。アヴェと戦争状態だった。遺跡資源が多かったため、一時期は優位に。シャーカーン滅後にはアヴェとの和平を実らせることになる。15年前に暴動が起こり、リコをはじめとして多くの犠牲者が出た。原因は、教会勢力との対立らしい。ゲート・キーパーを所持したため、ソラリスの粛清を受けることとなる。遥か北の地下搬入ドックに新造大型空中戦艦“ゴリアテ”がある。
キスレブ下水道( 攻略へ D区画で、モンスターの出没する場所。バトラーたちはここのモンスターを倒した証をBインフォーにもって行き、Gに換金して生活している。ネズミを自動で駆除する“ネコイラズでチュー”が通路を徘徊している。リコの部下を含め、次々と手慣れのバトラーが殺害される事件が起こる。
キスレブ総統府( 攻略へ キスレブのセントラルエリアにある。総統ジークムントのいる場所。
キファインゼル エドバルト4世の時代より現役。キスレブ国境に左遷されたヴァンダーカムが乗る戦艦。駆逐艦イルティス、ルーヴェなどを引き連れており、通称、無敵艦隊と呼ばれている。ヴァンダーカムのほかに、航空参謀コクサや砲術長ホチなどがいる。
キム 4000年前にエメラダを創った人物。エメラダにとっては父親のような存在。彼女はフェイを彼と勘違いしているが……。
『教会』(同本部)( 攻略へ ソラリスは、500年以上前の地上との戦争の後、地上世界との空間を分かつ障壁『ゲート』を作り、囲まれた世界に地上人を住まわせた。その管理をするのが『教会』である。教会の役どころは主に、遺跡資源、生産物資、人的資源のソラリスへの輸送、地上世界とソラリスとのパイプ役である。そして教皇はシャーカーン。だが、教会は密かに、セボイムの遺跡資源を利用、ソラリスから離反、世界征服を狙っていた。この事実が19年前、教会の管理者ガゼル法院に露見、ソラリスから『粛清』を受ける。ストーン司教やベルレーヌなどのエトーンは、実はソラリス側の人間である。
グラーフ 彼いわく「力の求道者」。フェイの力を目醒めさせるため、ヴェルトールに乗るよう仕向けた人物。フェイの力が目的に適するまで試練を与えていく。目的は、母なる神を滅ぼすこと。敗北したヴァンダーカムに再び力を与え、フェイたちを襲わせた。「我の拳は神の息吹!“堕ちたる種子”を開花させ、秘めたる力をつむぎ出す!!美しき 滅びの母の力を!」。この台詞は今後も幾度か唱える。イグニスを離れようとしたフェイたちを止めようとするが、ハマーの活躍で退けられる。その折、エリィにだけは攻撃しなかった。 崩壊の日、彼はディアボロスを操り、世界を壊滅させた。その正体は、ラカンらしいが……。
クレスケンス エメラダの搭乗ギア。全高15.4シャール。基本重量9.7カーン。全備重量13.3カーン。エメラダが自分の身体を構成するナノマシンと機体を物理融合させ操作する。地上のホバリング能力、空中での飛翔能力に優れている。
ゲート 障壁<ゲート>と呼ばれる歪曲空間。ソラリスはこれを地上を隔離するため用いた。ゲート・キーパーは、ゲートを利用した転移を可能とさせる。ソラリスの場合、ゲート発生装置は地上に3つ、ソラリスに1つある。地上には、ニサンの近くの空洞にイグニスゲートが、もう一つは『教会』の地下深く、残る一つは海底にある。一方、シェバトは外敵を阻むために用いている。カレルレンがゲートを作った中心人物のようである。その目的は、シェバトを守るためか、もしくはシェバトの者を中に封じ込め、世界と分断、孤立させるためか、真意は定かではない。
ゲート・キーパー ゲートを通過するために必要。転移、つまり、ゲート間の境界面を利用して別の場所に瞬時に移動することを可能にする。
ゲブラー 神聖ソラリス帝室特設外務省。数ヶ月前、イグニスに現われ、劣勢だったアヴェに軍事援助をした。これにより、和平調印の実現を直前にしていたアヴェ、キスレブの関係は悪化した。遺跡資源獲得のため、世界規模で活動している。ファティマの至宝を狙っているが、狙いはそれだけではない。
ケルビナ ドミニアと同じくエレメンツの一人。水中戦闘用ギアを好む。ハイシャオで初登場。後にマリンバッシャーに乗る。アクヴィに転移したフェイたちをドミニアとともに追う。
賢者 シェバトの三賢者。メルキオール、バルタザール、ガスパールの三人を差す。彼らは戦後、シェバトを去った。ニサンの悲劇がもとで、人に愛想をつかしていた、という噂もある。
原初の刻 ヒトが誕生したという1万年の昔のこと。
ケンレン 自称カレルレンの一の従者。サルガッソーにエメラダを連れてきて、フェイとの間に何が起こるか確かめ、カレルレンに報告した。
黒月の森( 攻略へ ラハン村の南に位置する森。アヴェの砂漠との境界線にある。
コクサ キファインゼルの航空参謀。対ギア戦において、ヴァンダーカムの力押しの戦術で不利になった時、艦から脱出してしまう。
孤児院( 攻略へ エトーンとなったビリーが、自宅を改装して建てたもの。デビー、ブービーなどの子供らがいる。
ゴリアテ キスレブの北、ゴリアテ工場にある新造大型戦艦。ミァンより受け取ったゲートキーパーを搭載。フェイたちが工場より奪い、ラハン村北東の沖を飛行中、グラーフに襲われる。ハマーの活躍でこれを撃退。しかし、ユグドラシル2世の攻撃を受けて墜落。ユグドラシル2世を巻き込んでアクヴィに転移する。
ゴリアテ工場( 攻略へ 密かにキスレブの新造大型戦艦を造船していた工場。かつてエリィが潜入し、ヴェルトールを奪取したのはこの工場だった。

名称                  内容
サムソン ティモシーそっくりの人物。アヴェの大武会で1回戦負け、その後、故郷への帰路の途中、ソラリスにさらわれた。アレンジの失敗により昔の記憶を残していた。フェイたちの手助けをするが、監視塔のスキャンに引っかかり、消滅してしまう。
サルガッソー( 攻略へ x1507、z1235の位置にあるサルガッソーポイント。太古の微生物が長年の歳月を経て洞窟を形成した場所。財宝も眠っているが、ここへ行き、生きて帰ったものは誰もいない。洞窟自体が生きているという話もある。ソラリスの第3の障壁<ゲート>はここにある。
C区画 キスレブ全5区画のうちの一つ。娯楽施設、バトリング闘技場がここにある。
ジークムント キスレブの総統。キスレブ総統府にいる。グラーフとつながりがある。妻がいたが、子を身ごもったまま彼の元を去った。パイプオルガンを弾く。彼のいる場所にはじいやもいる。
じいや ジークムントの側近。ジークムントの妻のことも覚えている。
ジェサイア 愛称ジェシー。ビリー、プリメーラの父親。搭乗ギアはバントライン。そしてソラリスにいた頃、シタン、シグルドの先輩でもあった。その当時、カレルレン指揮の元、極秘裏に進められているM<マラーク>計画の存在を知る。ジェシーはラケルやビリーとともに地上に身を隠し、幼いビリーたちを残して旅に出る。そして、M計画で中心となる科学者ニコラの娘マリアと、彼の作った巨大ギアが、シェバトに存在することを突き止めていた。再会の折、「じゃあ、最後に3人でいつものハラダンスを…」という台詞が……。
シェバト( 攻略へ 天空をさまよう国。空中都市シェバト。外部の人々からは「罪深き隠者たちの家」と呼ばれている。元々はバベルタワーの頂上に築かれた都市である。500年前、ソラリスとの戦いにおいては反乱軍の中心的存在であった。あと一息で勝利というところで、突如現れたディアボロスにより手痛い打撃を受けるが、ゼファーや他の若者たちの活躍で、これを撃退。その後、再び地上を支配したソラリスの手を逃れるため、バベルタワーと切り離し、天空へ逃れた。王宮の入口に立つ天使像は、500年前の戦争で犠牲になったある女性をかたどった物である。下層フロア“セントラル・ドック”、旧首都“アウラ・エーペイル”、王宮の3つから構成。王宮には牢屋がある。ソラリスと同様、ゲートと呼ばれる障壁に守られている。普段はアクヴィを中心に移動。以前、フェイが低空飛行中のシェバトを見たことがあるが、何か特別な事情があったらしい。フェイの両親カーンとカレンがここにいた。アニマの器がここにもあり、 その証拠に、エリィが地下のギア・バーラーと同調し、起動させたという事実がある。ユグドラシル2世は、シェバトの力を得て、ユグドラシル3世となる。
シェバト王宮( 攻略へ シェバトの王宮。女王ゼファーがここにいる。下層には牢屋がある。
シグルド(シグルド・ハーコート) 潜砂艦ユグドラシルの乗員。アヴェ東方の砂漠の出。10歳の年にバルト付きの騎士見習いとなる。かつてユグドラシルがエンジントラブルを起こした時、修理に飛び込んだバルトを助けるため、片眼を失った。潜砂艦ユグドラシルは、12年前にバルトを助けた時、一緒に盗み出した。シタンとはソラリスの仕官養成学校<ユーゲント>で一緒だった。ラムサスの理想に共感し、彼についたが、アバルとラムズの関係を知り、失望。機を見て脱出した。エレメンツ候補生だった頃、その管理責任者だったジェサイアの家に間借りしていて、その時にビリーと知り合った。酒に弱い。実はバルトとは異母兄弟で、彼の兄となる存在である。だが、エドバルト4世にも、バルトにもそのことは告げてはいなかった。アヴェ奪還後、共和制へ移行するまで政治の実権を握る。
シタン(シタン・ウヅキ) ラハン村の外れの山の頂上に住居を構える医師。29歳。182cm。68kg。本名ヒュウガ・リクドウ。妻のユイ、娘のミドリと3人暮らし。知識が豊富。シグルドとはソラリス以来の付き合い。ソラリスにいたころ、指揮官養成学校<ユーゲント>でエレメンツと呼ばれていた。過去、ラムサスの理想に共感を覚え、彼につくが、その後、ソラリスを去っている。ここまではソラリス潜入以前のフェイたちが知っていた事実。だが、真実の彼の姿は、フェイ=イドの事実を知り、ソラリスの天帝カインの命により、フェイを3年の間監視し続けてきたソラリス守護天使の一人である。彼のもう一つの任務は、ガゼル法院の失われた肉体の復活のため、その代わりに相応しいアニムスを発見、連れ帰ることにあった。ところが彼の真意はこれにあらず。フェイの監視を続けていたのは事実だが、ソラリスからの独立を目指そうとしている者たちに、ソラリスの実態を知らせるのが目的だった。彼は正体を明かした後、自ら禁じていた刀の封を解き、戦闘に赴くこととなる。
シャーカーン 12年前、エドバルト4世を暗殺し、アヴェの実権を握った。ファティマの至宝を狙い、入手に必要なファティマの碧玉を持つバルトとマルーを幽閉した。17年前に教会を放逐されたと思われていたが、実は現教皇だった。シャーカーンは、教会の母体ソラリスには秘密裏に、セボイムの遺跡資源を狙っていた。そしてソラリスから離反、世界征服を考えていたのである。イグニスゲートのエネルギーを利用してフェイたちに戦いを挑んだが、倒される。シャーカーン政権の終焉の刻である。
シャーカーン広場( 攻略へ ブレイダブリクとファティマ城の間にある広場。建国500年記念「武大会」が間近に迫っており、色々な店が軒を連ねている。テントから出ると、モルテンに会う。シャーカーン没後、バルトロメイ公園に改名される。
シューティア リコの搭乗ギア。全高19.0シャール。基本重量20.8カーン。全備重量27.5カーン。グラインドコントローラーを使った機動力はなかなか。バトリング専用機だけあって、耐久力に秀でている。左腕のドリルクローは厚さ0.8シャールの鉄板も貫き通す。
守護天使 ソラリス守護天使。複数存在するようであるが、その一人がシタン(ヒュウガ)である。
鍾乳洞( 攻略へ アヴェの砂漠は地表表層数百シャールを覆っているに過ぎない。その下には火山性岩盤の地層がある。フェイたちが来たのも、そのうちの1つ。バルタザール(バル爺)が住んでいる。
処刑人 ミァンが変身した姿。戦闘ではラムサスの援護以外、直接的な攻撃はしなかったミァンだが、グラーフと組んで処刑人の姿で現れた時は反対に、強力なエーテル攻撃で相手に攻撃する。
スザーン リコの4人の家来のうちの一人。その中で唯一Aランクのバトラーである。だが、下水道の化け物によって殺される。 だが、彼を殺した真犯人は、イドだった。
ストーン(スタイン) 教会本部の司教。だが、真の姿は、ソラリスから派遣された地上の粛清官である。ナノマシンの群体である少女をカレルレンの元に連れ去った後、アルカンシェルというギアでビリーたちに戦いを挑むが、ビリーの父ジェサイアのギア・バントラインの活躍で敗北。かつて、ともにゲブラー司令の座をかけて競い合っていたジェサイアが、その座を蹴って姿を消したことと、片想いだったラケルを取られたことを恨み、親子ともども葬ろうとしていた。
ストラッキィ ゲブラー特殊部隊の一員。搭乗ギアはソードナイト。バルトのアジトを襲撃したメンバーの一人。エリィの部下。嫌みなことを言う。キスレブへの粛清の折、再びフェイと戦い、破れる。
M計画対象者<スファラディー> 詳細不明。
“接触者” 天帝カインが、フェイのことを差して呼ぶ。セボイムのナノマシンの群体を創った人物も、接触者である。
ゼファー バベルタワー、そしてシェバトを建てた者のうちの中心的存在。女性。現在はシェバトの王宮に住んでいる。特殊な延命措置により、500年の間、年を取らずに生きている。522歳にもなる。500年前のディアボロスとの戦いでは、ロニ・ファティマらとともにギア・バーラーで戦った。ニサンの悲劇のことが忘れられない。
ゼプツェン 娘のマリアをたてに取られた科学者ニコラが作成した巨大ギア。どんなに優れたパイロットでも、人である以上、マシンとのインターフェイスで時間差、誤差が生じる。それを克服する為、生きた人間の脳とギアとを直接接続し、最強の生体兵器を生み出そうとした。『教会』から吸い上げられた戦闘データ や素体が実験材料として使われ、その結果生まれたウェルスを地上でテスト。基準に合格したウェルスは解体、再構成され、ギアの中枢制御回路として生まれ変わる。その人機融合ギアの試作機がゼプツェンである。ゼプツェンは多くの犠牲の元完成をみたが、その神経回路には……。ゼプツェンはマリアでなければ動かすことは出来ない。
セボイム(『教会』発掘現場( 攻略へ )) 空洞都市セボイム。アクヴィで発見されたセボイム文明の首都。分子工学ナノテクノロジー創世の地。19年の間、その存在は教会によって隠されてきた。カレルレンが4000年の間探し続けてきた。リアクター内に形成されたナノマシンの群体である少女は、ストーンに奪われカレルレンの元へ。トロネとセラフィータの2人のエレメンツがシタンたちの行く手を阻む。さらに、イドが出現。
セラフィータ(セラフィー) ラムサス直属の近衛部隊。エレメンツの一員。『教会』発掘現場で初登場。トロネとのコンビでは、いかんなく“ボケ役”としての力を発揮する。ただし、その姿とは裏腹にあなどれない戦闘力を持っている。
セントラルエリア キスレブ全5区画のうちの一つ。キスレブ総統府がある。
セントラル・ドック シェバト下層フロア。マリアのギア・ゼプツェンはここで修理、点検作業を行う。
ソイレントシステム ソラリスの生体実験場とその処理施設。そして刻印<リミッター>維持のための食料、薬品の生産施設。アクヴィの死霊<ウェルス>もここで作られたもの。天帝カインの延命措置、ガゼル法院の肉体復活のため、地上にあったソイレントシステムの1つがエテメンアンキに移された。やがて民意統制用の薬品や食料の製造、生物兵器の研究施設としての役割も兼ねるようになった。
ソフィア ニサン法皇府建国の母。500年前に生きた人物。彼女に対しての歴史的資料が残ってなく、民のために自らを犠牲にした、ということ以外、詳細は不明。ソフィアの間にソフィアの肖像画があるだけである。この肖像画はラカンが描いた物である。彼女が犠牲となった事件は、ニサンの悲劇として、当時を知るシェバトの者の脳裏に、いまだに焼き付いている。だが、部外者にはその事件の真相を話そうとはしない。
ソフィアの肖像画 500年ほど前に描かれた絵。ニサン建国の母ソフィアの肖像画である。微笑んではいるが、どこか憂いを帯びている。理由は不明だが、この絵を描いた主は、途中で筆を置いている。
ソラリス 神聖ソラリス帝国。首都はエテメンアンキ(第2級市民層)。他に第1級市民層、第3級市民層がある。人口はアヴェの1/4しかおらず、国営の労働力確保のため、教会を利用して地上人<ラムズ>をら致ししている。ら致したラムズを人体実験の被験者としても用いている。500年以上前、ソラリスはガゼル法院を中心に強大な軍事力で世界を支配していた。そしてシェバトを中心とする反乱軍との戦争が起きた。やがてソラリスは敗色濃くなる。だが、突然出現したディアボロスの軍団によって、双方とも壊滅的打撃を受けた。後にギア・バーラーの活躍でディアボロスは崩壊。この大戦後、ソラリスは本土と地上を3つの障壁<ゲート>と呼ばれる歪曲空間によって分断、地上人に刻印<リミッター>を施し、自分たちに関する記憶を奪い、以来現在まで影で支配をし続けている。現在、天帝カインが最高権力者だが、実際に実権を握っているのはカレルレンである。ソラリスの狙いは、地上人の遺伝子操作、異種交配、新種の生体データ、戦闘データの収集、そしてアニマの器と同調できる優れた生体を生み出すことである。フェイたちのギアの優に3倍の大きさのギア・バーラーもある。

名称                  内容
第1級市民層 第1級市民(ガゼル)の居住区。純粋なソラリスの血を持つ者が住む。エリィの家はここにある。
第3級市民層( 攻略へ 全体で約20のブロックからなる地上人たちの居住区。居住区画の形状より、ここに住むものは“働きバチ”と呼ばれる。異を唱える者がいれば、所属ブロックの全員がリアレンジを受ける。フェイたちの手助けとなる人物サムソン、監視塔、ダストシュートなどの施設はこの居住区に存在。
大聖堂 ニサン法皇府の中央にあたる建物。ニサン建国の母ソフィアの肖像画が、ソフィアの間に飾られている。
“対存在” 詳細不明。ガゼルによると、ソフィアのことを差して言っているように思えるが……。
大武会 武道を極める者たちの大会。公然と賭けが行われ、参加者以外も熱くなる。今回は338回目。参加者の中には、ビッグジョー、ダン、ワイズマンなどがいる。
大霊廟( 攻略へ 街道を伝い、ニサンの大聖堂の裏手に出たところにある霊廟。歴代の教母やアヴェ国王の碑がまつられている。街が万が一の事態に陥った時、住民たちはここへ避難することになっている。この霊廟の奥は要塞になっており、そこにはバルトの先祖ロニ・ファティマが乗っていたギア・バーラー“E・アンドヴァリ”が封印されている。
ダジル( 攻略へ 砂漠の街ダジル。アヴェにおいての遺跡発掘の拠点。南に教会の工房がある。
ダストシュート( 攻略へ ソラリス第3級市民層に存在する。ここはソイレントシステムへ繋がっている。
タムズ( 攻略へ 海上都市タムズ。アクヴィの海域を回遊、海中に沈んだ宝を引き上げるサルベージという行為を行って生計を立てている。下から、B2Fドック、B1F物資搬入口、1F甲板、2F医務室、3Fビアホール、4Fブリッジという構造になっていて、時折、ビアホールで酔っ払った乗員がブリッジに入り込むこともある。乗組員には、艦長、副長ハンスなどがいる。1F甲板の甲板広場にいるあねごは、カード(スピード)が得意である。
ダン アルルの弟。ラハン村を崩壊させ、アルルたちの命を奪ったフェイに恨みを抱き、村を出る。アヴェの武大会に参加。準決勝にてフェイに戦いを挑むが、「アルルの花嫁衣裳」をフェイに預け、去る。
地下水道( 攻略へ 水源であるファティマ城から、王都ブレイダブリクへ水を供給するために作られた水道。
中央管理局 情報を管理する組織。娯楽情報提供のほか、メモリーキューブの情報も管理する。メモリーキューブから送られてくる個人情報は、ガゼル法院の元老たちの失われた肉体を取り戻す計画に役立てられる。
チュチュ マルーお気に入りのぬいぐるみ。……実際は生き物だった。1歳3ヶ月。88cm。22kg。フェイにひと目惚れする。チュチュの一族はシェバトにいる。チュチュ~学術名ドデスカチュチュポリン(知能レベル、天文学的に低い)~の一族は、物語の舞台となっているこの星に、昔から住んでいた原生動物だが、ソラリスに虐殺され、わずかに生き残った者がシェバトとともに天空へ逃れた。その際、遺伝子操作によって小型軽量化されてしまい、今の状態に至る。会話から、200~300年生きると推測される。マルーのチュチュは、昔賢者に連れられ、地上へ降りたチュチュで、リミッターを外されていたお陰で巨大化「でかでか変身」ができるようになる。元々はこの大きさで生息していたと思われる。アハツェンとの戦いの後、フェイたちの仲間として参加する。
ディアナ キスレブのD区画を担当する女医。4日の間昏睡状態だったフェイを看病する。新たに医者としてやってきたシタンと入れ替わりでA区画へ移動した。後にフェイの依頼で再びD区画へ戻る。
ディアボロス 500年前に起きたソラリス対シェバトの戦いの最中、突如現れた謎の軍団。死の天使たち。双方に壊滅的打撃を与えるが、ロニ・ファティマ、ゼファー、ラカン、カレルレンらの活躍で撃退された。ディアボロスが出現した日を、“崩壊の日”と呼ぶ。
D区画( 攻略へ キスレブ帝都犯罪者収容区。ここにはキングであるリコ、彼の4人の家来などがいる。フェイを看病した女医ディアナは、このD区画を担当している。バトラーたちの宿舎、ラティナズバー、Bインフォーなどがある。無人の輸送列車が定期的に通るため、監視展望台で監視のじじが監視している。なぜかモンスターが出没するキスレブ下水道もある。
ティモシー フェイの親友。アルルの婚約者でもある。ラハン村を襲ったギア集団の射殺される。
デビー 孤児院入口付近に立つ、シェバトを研究している少年。ヘンリー・ミンガス老人の証言や、様々なことを知っているが、どうやらシェバトとソラリスを混同、同一のものと考えている様子である。
ドミニア エリィと同じくユーゲント卒業メンバー。エレメンツとしてラムサスの元で活動。ギアはブレードガッシュ。キスレブへの粛清のため、ヘヒトに乗るが、フェイたちによって撃墜される。ケルビナの乗るハイシャオによって回収され、アクヴィに転移したフェイたちを追う。素養がありながらエレメンツになるのを断わったエリィのことを快く思っていない。そしてその大元の原因はエリィの父エーリッヒにある。エーリッヒがかつてソイレントシステムの総括官だった頃、彼女の故国エルルの民はウェルスの母体として利用された。そしてドミニアはその最後の生き残りなのである。「アバルは智者、ラムズは愚者。愚者を制し、導くのが智者の摂理」という考えの元、行動している。
ドライブ アバルを用いた人体実験の副産物として生まれた薬。人格を変え、闘争心と潜在能力を引き出す。ただし、その人間が生まれ持った潜在能力以上のものを引き出せるわけではない。ゲブラー兵は誰しもこれを使用している。
トリヴィジョン “トリ”を“テレ”に直したものと同義。ソラリスで一般的に普及しているテレビのこと。
トロネ ラムサス直属の近衛部隊。エレメンツの一員。ポジトロン光子脳搭載サイボーグ。セラフィータとのコンビで『教会』発掘現場にてシタンたちの行く手を阻む。セラフィータ曰く「さっすがポリクロロトルエン子牛脳トーサイさいぼぉぐっ!!」……そんな彼女に対する突っ込み役でもある。

名称                  内容
ナノマシン 分子スケールの自律機械。わかりやすく言えば、細胞より小さなロボット。ソラリスでは病気や怪我の治療に使われていた。だが、この技術を利用し、DNAをもてあそんだ結果生まれたのが、リコ、ハマーなど、亜人と呼ばれる種族である。ストーンの言葉「人のクビキを外す存在」から推測されるに、セボイムで発見されたナノマシンの群体には、それ以上の人体改造の情報が隠されていたらしく、カレルレンはそれを得ようとしていた。このナノマシンの群体は“エメラダ”と呼ばれる。ナノマシンの一つに、アセンブラーというものがある。
ニコラ(ニコラ・バルタザール) M計画の中心となる科学者。5年前、M計画の真相を試作ギア・ゼプツェンに移し、娘のマリアともども脱出させた。後にソラリスの洗脳を受け、2号機アハツェンを作成。自ら人機融合を果たし、シェバトを襲撃。だが、ゼプツェンに共鳴してアハツェンの良心回路が作動し、ゼプツェンのグラビトン砲の封印を解き、自らアハツェンを葬る。この時、ニコラの全データをゼプツェンに転送。「体は失っても、心はゼプツェン、いやマリア、お前と共にある。これからもずっとな……」
ニサンの悲劇 500年前に起きた、ニサン建国の母ソフィアが犠牲になった事件。エリィが彼女に酷似している。
ニサン法皇府( 攻略へ ソフィアが建国の母とする。大聖堂を囲む湖を取り囲むような街並みになっている。街道を伝って聖堂の裏側に回ると、歴代の教母やアヴェの国王がまつられている大霊廟がある。
ネコライズでチュー キスレブ下水道でネズミを駆除するマシーン。リコ曰く「通称『ネコイラズでチュー』だっっ!!」
ノアトゥン( 攻略へ キスレブの首都。別名“蒸気の街”。酒場「ワイルドキャット」がある。

名称                  内容
バイオサンプリング アセンブラーを用い、外界のアミノ酸を使って、損傷した肉体などの治療を行う技術。
ハイシャオ ケルビナの搭乗ギア。スムーズな水中移動が可能なギア。
ハインリヒ リコの4人の家来のうちの一人。バトリングでは2回戦でフェイとあたるはずだったが、下水道の化け物に殺害される。 だが、彼を殺した真犯人はイドだった。
方舟 ガゼル法院たちの会話から推測するに、宇宙船のようである。その中央ブロックに神の眠る地“マハノン”がある。
バトリング( 攻略へ 帝都円型闘技場で行われる、ギアによる1対1のバトルを繰り広げる競技。毎年1度、ジークムント自らが観戦する御前試合もある。御前試合の優勝者は“キング”と呼ばれ、それまでの刑罰を帳消しにされ、軍士官の地位が約束される。ここで戦う者は、男はバトラー、女はアマゾネスと呼ぶ。バトリングはキスレブの軍事プランの一つで、そこで得られる戦闘データや有能なバトラーは実際に軍で使っている。B管理委員会が運営している。アヴェとの休戦が実現した後、バトリングはポイント制として生まれ変わった。
“母” エリィがそうであるらしく、同時に“対存在”である可能性が高いようである。ソラリスのゲートが2つ破られるまで見つけられなかったのは、“母”の仮面<ペルソナ>が一定の年齢に達しなければ現れないためである。
バベルタワー アクヴィにそびえる塔。頂上が雲に隠れて見えなくなるほど高い塔である。そこからウェルスと呼ばれる死霊が降ってくると言われている。言い伝えを統合すると、「天をつかもうとしたゼファーらが、高い塔、そしてその頂点に、シェバトを作った。だが、その不敬な行いに怒った神によって塔は砕かれ、それを建てた末裔は、神の怒りを恐れ、シェバトによって天空へ逃げた」ということらしい。実際にその頂点にシェバトがあった痕跡がある。このバベルタワーには巨大な鏡<リフレクター>が取り付けてあり、碧玉要塞から撃ち出されたビームを反射して攻撃する役目がある。
ハマー 調達屋。欲しい物や情報を調達するのが仕事。ラティナズバーによく出入りする。フェイの強さに惚れ込み、彼を“兄貴”と呼ぶ。彼のメカマンを買って出たが、実は優勝者のメカマンも罪が免除されるという“特赦”が狙いだった。自由の身になった彼はその後もフェイについている。キスレブがソラリスの粛清を受けた折、被害にあった者たちに自分のアイテムを無償で分け与えるといった一面もある。イグニス脱出時にグラーフを撃退するなどの活躍も。 だが、カレルレンに脅迫され、やむを得ずフェイ達を裏切る。
バルガス リコの4人の家来のうちの一人。下水道の化け物に殺害される。 だが、彼を殺した真犯人は、イドだった。
バルタザール(バル爺) シェバトの賢者の一人で、マリアの祖父だが、3年前にマリアをソラリスから救い出した後、アヴェの砂漠の下層、鍾乳洞に一人で住み、物探しをしている。約一万年以前には人はいなかったという説を立て、教会の進化論を否定。彼の知る伝承の語るところは次の通りである。「かつて、神とともに楽園で暮らしていた人は、知恵を与える禁断の果実を口にした罪により、楽園を追放される。追放された人は巨人を作り、神に戦いを挑む。挑んだ者は滅びたが、神も傷つき、楽園ともども大海深くで眠りにつく。その時、残った力で心義しき人達を地上に住まわせた。それが、我々の先祖である」。ギア・バーラーについても知っている。ヴェルトールのことを、神を滅ぼす者の憑代と呼んだ。カラミティというギアを作成した。
バルト(バルトロメイ・ファティマ) 潜砂艦ユグドラシルの艦長。18歳。183cm。72kg。ブリガンディアの操縦者。後にE<エル>・アンドヴァリに乗り換える。フェイをアヴェ兵士と間違えて戦いを挑む。結果、流砂に巻き込まれ、下層の鍾乳洞へ落ちてしまう。かつてユグドラシルがエンジントラブルを起こした時、修理に飛び込み、シグルドとともに片眼を失う。現在、バルトのアジトを拠点として、海賊行為を行っている。正体は宰相シャーカーンによって暗殺されたエドバルト4世の世継ぎである。12年前に病死したと報じられたが、本当はマルーとともに、シャーカーンによって幽閉されていた。背中には、マルーをかばって打たれた傷痕がある。そのバルトたちを救ったのが、シグルドやメイソンたちである。シャーカーン打倒後、エドバルト4世の遺言通り、共和制を宣言、第19代アヴェ国王の座を自ら捨てる。シグルドの正体をその時、初めて知った。
バルトのアジト( 攻略へ アヴェ北西の山陰にある、エドバルド4世が残した施設。潜砂艦ユグドラシルのドッグや、ギアハンガー、居住区には食堂、作戦室などがある。食堂には戦争孤児たちを世話する“おばちゃん”がいる。ランク率いるギア部隊の襲撃を受け、その時、シタンがヘイムダルを初めて動かした。
バルトミサイル ユグドラシル2世を発見したバルトは、優先してグングニルミサイルの準備をした。このミサイルに、自分の名を冠し、バルトミサイルとした。だが、この大型のミサイルを準備するため、魚雷などの潜水艦に最低限必要とされる装備まで後回しにされた。
反重力カー エテメンアンキ(第2級市民層)で走っている車。新型反重力カー“ローチ”がもうすぐ発売予定。
バントライン ジェサイアが搭乗。銃タイプに変形し、搭乗者を直接弾頭に乗せて撃ち出すエーテルガンギア。搭乗者の意志をエーテルに変換、直接ぶつけるための兵器であるが、それは同時に搭乗者を死に至らしめることになる。シタンが作成したままの状態で使用していたら、ジェサイアは助かってはいなかったが、後にジェサイアが改良したようである。
ハンス 海上都市タムズの副長。タムズの乗組員で唯一冷静な判断の出来る者。外見はユグドラシルのバンスと酷似しており、同族と思われる。
バンス 潜砂艦ユグドラシルのソナーおよびレーダー担当。自分で録音したサウンドを聞かせてくれる。
Bインフォー 教会の組織。下水道でモンスターを倒した証を持ってくれば、換金してくれる。
B管理委員会 バトリング管理委員会。ルアが所属。内実は教会の組織。昔はキスレブにおいて政治的発言の出来る立場であったが、ジークムントによって政府内の教会勢力が放逐された。政権復帰、円滑なバトリング運営のため、邪魔なジークムントを消そうと、リコを利用。暗殺が失敗に終わったため、事が露見する前にリコを処刑しようとする。
B区画 キスレブ全5区画のうちの一つ。工業施設がある。旧文明の原子炉がここにある。
ビッグジョー 恐らく最後になっても謎のままの人物。最初に会うのは、ダジルの酒場「ラッキー・アベニュー」である。2回目はアヴェで行われる武大会に、出場者として登場。3回目はキスレブの首都ノアトゥン。5000Gをフェイたちから騙し取るが、4回目に会う時、いいことが。5回目に会うのは、タムズのドック。カード勝負を挑んでくる。6回目は教会本部。7回目はなんとシェバトのシャフト内部で。8回目はソラリスのエテメンマンション。彼はその後のソラリス崩壊をどうやって切り抜けたのであろうか。
ビリー エトーンの一人。16歳。168cm。59kg。搭乗ギアはレンマーツォ。武器である銃は父親であるジェサイアより幼き日に教わる。突然その父が姿を消し、その間に母ラケルが死霊に殺される。二人はその直後に現れたストーン司教によって救われるが、妹のプリメーラがその時のショックで失語症となる。彼は、妹のような不幸な者をこれ以上増やさないために、教会で修練し、エトーンとなった。その後、孤児院を開く。再び自分の前に姿を見せたジェサイアの変わり果てた姿に、本当の父であるのか疑っている。エレメンツ候補生だったころのシグルドを知っている。
ファティマ ファティマ王朝は、アヴェ建国以来続いてきた王朝。ファティマの血を引くものの末裔は、バルトとマルーである。
ファティマ城( 攻略へ アヴェの王城。元々、地下水脈の水源を守る砦であった。建国500年記念行事「武大会」はこの城で行われる。地下水道によって、ブレイダブリクへ水を供給している。
ファティマの至宝 王国の危局を救う力とされている。500年前の絵巻物から、その正体がギア・バーラーであり、どこかの地に封印されたとされていた。これを手に入れるために必要だったのが、2つのファティマの碧玉である。バルトたちが大霊廟の奥の碧玉要塞で手に入れたギア・バーラーは“E・アンドヴァリ”と呼ばれ、かつてロニ・ファティマが搭乗したギアである。
ファティマの碧玉 ファティマの至宝を手に入れるための鍵のような存在で、2つ揃って意味をなすものである。碧玉を所有しているのはアヴェ、ニサンの後継者、つまり現在のバルトとマルーだけである。シャーカーンは王家に伝わる半身のペンダントだと勘違いしていたが、実際には、王家の血筋の人間が持つトパーズブルーの瞳、網膜パターンがファティマの碧玉であった。至宝へ続く扉はこれによって開かれる仕組みになっている。
ファルケ ユグドラシルのギア部隊に所属。ミロクの部下。対ヴァンダーカム戦で戦死する。
ブービー たえず孤児院の周囲を走り回り、足腰を鍛えてる少年。おかげで、彼の跳躍力は並外れている。
フェイ(ウォン・フェイフォン) 本作の主人公である。18歳。177cm。67kg。3年前、重傷を負った彼は、仮面の男によってラハン村の長老リーの家に運び込まれた。村の青年ティモシーやアルルと仲がよく、よく3人一緒に遊んでいた。ギア集団にラハン村が襲われた時、彼の乗ったギア・ヴェルトールが暴走し、ラハン村を壊滅させてしまう。紆余曲折の末、バルトたちに協力、自らヴェルトールに乗るようになる。対ヴァンダーカム戦において、再び「暴走」。ギアに乗ることについて、「乗れば不安定な“自分”を嫌でも認識させられるが、それは失った“部分”との接点でもある」と語る。天帝カインは彼のことを、接触者と呼んでいる。フェイには別人格が存在し、ひとつはイド、もうひとつはイドが臆病者と呼んでいる存在である。
フォアラント ユグドラシルのギア部隊に所属。ミロクの部下。対ヴァンダーカム戦で戦死する。
福音の劫<とき> 神に楽園を追放された人が、再び楽園へ回帰し、永遠の生を得る。その時のこと。この時までに神の復活がなされなければ、滅びの道を歩むことになる。
フランツ ゲブラー特殊部隊の一員。搭乗ギアはカップナイト。バルトのアジトを襲撃したメンバーの一人。エリィの部下。ナルシスト。彼曰く、「僕はもとから壊れているんだっ!」。キスレブへの粛清の折、再びフェイと戦い、破れる。
ブリガンディア バルトの搭乗ギア。全高17.0シャール。基本重量13.9カーン。全備重量18.6カーン。両足のホバースラスターなど、砂漠戦用にチューンされている。顔のアイパッチと羽根飾りはバルトの要望で、後から付けられたもの。「片方のセンサーを潰してアイパッチをつけろ。でも索敵能力を落とすな」とはバルトの話。この機体を元に、コストダウンのために様々な部分を簡略化して量産化されたのは、ディルムッドと呼ばれている。
ブレイダブリク( 攻略へ アヴェの首都。砂漠に突き出た岩盤の上に建設された。地下水脈が湧き出ており、周囲の石灰質の岩盤が盛り上がり、現在の位置になる。地下に、ファティマ城へと続く地下水道がある。城へと続く道の途中にはシャーカーン広場がある。
ブレードガッシュ ドミニアのギア。可変属性の剣での攻撃を得意とする。
プリメーラ ビリーの妹、ジェサイアの娘。母親ラケルを死霊<ウェルス>に殺され、そのショックで言葉を失う。
ブロイアー ゲブラー特殊部隊の一員。搭乗ギアはシールドナイト。バルトのアジトを襲撃したメンバーの一人。エリィの部下。無骨な男。キスレブへの粛清の折、フェイと再び戦うが、破れている。
ヘイムダル シタンの搭乗機。全高16.9シャール。基本重量14.0カーン。全備重量18.1カーン。ブリガンディアとともに発掘されがが、機体に比して高すぎる機関出力の調整に手間取り、過去に3人のテストパイロットが怪我をした。
碧玉要塞( 攻略へ 大霊廟の奥に隠されていた要塞。ファティマの碧玉によって入ることが出来たため、バルトがそう名付けた。ロニ・ファティマがE・アンドヴァリとともに封印していたものである。強力なビーム砲を搭載している。同じ古代文明の手によるバベルタワーとは、二つでひとつの兵器となる。碧玉要塞か撃ち出したビームをバベルタワーの鏡<リフレクター>で跳ね返して攻撃目標へ当てるのである。
ヘヒト 表向きはゲート・キーパーを所持した罪に対する粛清、ということでキスレブに送り込まれたゲブラー艦。ケフ級塔下弾を取り付けており、B区画の原子炉へ直撃させ、キスレブを壊滅させるのが目的。他の7艦をドミニアがエーテル誘導。エリィは部下とともにその護衛についた。この粛清の本当の目的は、ただ一人の人物を消すことだった。
ベルレーヌ 教会本部の一員。だが、実はソラリスの工作員。ストーン配下の暗殺部隊の一員である。
ヘルムホルツ ゲブラー特殊部隊の一員。搭乗ギアはワンドナイツ。バルトのアジトを襲撃したメンバーの一人。エリィの部下。5人の仲間の中では一番真面目。キスレブへの粛清の折、再びフェイと戦うことになるが、敗北。
崩壊の日 500年前に起きたソラリスと、シェバトを代表とする反乱軍との戦いの最中、突如出現した謎の軍団ディアボロス。グラーフ操るディアボロスにより、双方ともに壊滅的な打撃を受けた。ソラリスのガゼル法院の元老たちは、この時に肉体を失った。ディアボロスが出現した時を、崩壊の日と呼んでいる。
ホチ キファインゼルにおいて射撃指揮所の砲撃長。
ホッピンシューズ ソラリスの技術により開発された、足腰への負担が軽減される靴。高く跳ねることができる。子供に人気があり、天帝出席の観艦式の記念商品として売り出した“天帝モデル”に特に人気が集中している。“夫帝モデル”という偽物まで登場する。

名称                  内容
マハノン かつて、人が神とともに暮らしていた天空の楽園とされている。ガゼル法院はこの地を必死に探し続けている。以下は伝承の語られるところである。「昔、人は神とともに天空の楽園「マハノン」で暮らしていた。ある日、人は神の禁断の園に入り、“ラジエル”の樹の実を食べ、知恵と力を手にした。そのことが神に知れ、人は楽園を追放された。追放された人はその知恵で12のアニマの器を創り、神に反旗を翻した。10日間の戦いの末、地上にはわずかな義人だけが残った。神も傷つき、地の底深く眠りについた。以来、義人は自分たちの力だけで生活することを余儀なくされた。この義人が再び地に満ちた時、神は長い眠りから覚め、彼らに救いの手を差し伸べる」。マハノンは“方舟”の中央ブロックのことである。
M<マラーク>計画 カレルレンの指揮の下、極秘裏に進められている計画。そのために、『教会』から送られてきた人間を実験体にし、結果、ウェルスが生まれた。対象者のことをM計画対象者<スファラディー>と呼ぶ。この計画は、ガゼル法院の延命措置および失った肉体の復活が目的である。相応しい肉体を手に入れるため、メモリーキューブからの情報や、ソイレントシステムでの研究が重ねられた。
マリア(マリア・バルタザール) 科学者ニコラの娘。シェバトの賢者バルタザールの孫娘。13歳。137cm。体重?。5年前、祖父バルタザールによって、巨大ギア・ゼプツェンとともにソラリスから救い出され、3年前にシェバトに来た。いまだ捕らわれ身である父ニコラを救いに行きたいが、バルタザールやゼファーに、シェバトを離れないよう厳命されている。
マリンバッシャー ケルビナの搭乗機。水属性攻撃が得意。
マルー(マルグレーテ・ファティマ) バルトの従妹。ニサン法皇府の教母である。ファティマの碧玉の半片を持つ。シフォン・ニサーナというケーキが好き。12年前に宰相シャーカーンの謀反で捕らわれの身となったが、シグルドたちによって救出された。だが、アヴェに捕らわれた祖母や母らがまだ生きているという情報を耳にし、単身アヴェに乗り込み、逆に捕らわれの身となる。情報は偽物で、両者ともすでに処刑された後だった。もう半片の在処を聞き出そうとするシャーカーンによって、ファティマ城の東塔に幽閉された。再び、バルトたちに救出される。バルトの助けになろうとするが、いつも守られてばかりいることを気にしている。
ミァン ラムサスの部下。ラムサスに付き従うように、たえず行動を共にする。戦闘では、直接的な行動はとらず、彼の援護をとる。グラーフとつながりがある。ジークムントと接触、キスレブにゲートキーパーを渡した仮面の女(処刑人)の正体はミァンである。
ミドリ(ミドリ・ウヅキ) シタンの娘。あまり喋らない。言葉を介さずに会話ができる特殊な能力(テレパシーの類)がある。
ミロク 潜砂艦ユグドラシルのギア部隊小隊長。部下にはファルケ、フォアラント、ヴィンドらがいる。対ヴァンダーカム戦で戦死する。
メイソン(ローレンス・メイソン) 潜砂艦ユグドラシルの乗員。執事。バルトの教育係。エドバルト4世に、親衛隊騎士として仕えていた。彼の言うところでは、バルトたちが海賊行為をしているのは、1つはアヴェ復権の準備のため。アヴェとキスレブ、両国間の軍事力の均衡をはかりつつ、遺跡技術を利用した新たな戦力を削ぐ、これが2つめの理由である。シグルドが以前、ソラリスにいたことを知っていた。
メディーナ エリィの実の母。当のエリィからはそう思われていなかった。昔、エリィの父エーリッヒは、子供を失ったある第3級市民層の女性に同情し、エリィの乳母として家に匿った。他の第1級市民たちとは肌や髪の色が違うエリィは、エーリッヒとその女性との間に生まれた子供なのだ、長い間思っていた。しかし実際は本当にメディーナの子である。メディーナは、そのことで悩んでいた。彼女はエリィを身をていして救い、命を落としてしまう。
メモリーキューブ 主にダンジョンや町の中にある。使い方については、ラハン村でルッカという女性が説明してくれる。その場に立てば、ゲームデータをメモリカードに記憶できる。サバイバルテントも使用可能である。記録を取ると同時に、個々の生体のあらゆる情報がソラリスの中央管理局へ送信される。地上にもデータ収集のために所々置かれている。これらの情報は、ガゼル法院が失った肉体を復活させるために利用される。
メルキオール(トーラ・メルキオール) シェバトの三賢者の一人。かつて分子工学の知識をカレルレンに教えた。自ら延命措置を行い、戦後、シェバトを去る。
モルテン ラハン村のわらうキツネコブタ亭の主人。残してきた妻と子供をアヴェに呼ぶため、アヴェで働いている。だが、ラハン村が壊滅したことを知らない。

名称                  内容
ユイ(ユイ・ウヅキ) シタンの妻。料理が上手。ラハン村壊滅後、残った村人たちとともに、出身地であるシェバトへ移動した。フェイ一行がソラリス潜入を前にした時、彼女はシタンに、かつてシタンが使用していた剣を渡した。
ユーゲント ソラリスの仕官養成学校。その中でも特に秀でた者をエレメンツと呼ぶ。
ユグドラシル( 攻略へ バルトの父、エドバルト4世の形見の艦。潜水艦が水中移動するのに対し、潜砂艦は砂中移動をする。主力兵器はA砲塔<アントン>、B砲塔<ベルタ>、斉射<サルヴォー>。艦長バルトをはじめ、航海長バナナボート、砲撃手ラトリーン、ソナーおよびレーダー担当バンス、通信手マルセイユ、操舵手ジェリコ、ギア小隊長ミロク、副長シグルド、執事メイソン、機関長などのメンバーがいる。王国の主力艦のこの艦は、12年前、幽閉されたバルトを救出する際、シグルドの活躍によって奪取した艦である。エルルの悪魔によって沈められる。
ユグドラシル2世( 攻略へ ユグドラシルのプロトタイプ。砂漠の底の空洞でバルトたちが発見、ユグドラシルの使えるパーツやブリッジを乗せ替え改装した。2世についている紋章はシェバトのものである。当時の技術では解明できないポテンシャルを秘めており、その力を恐れたエドバルト4世が封印していたものらしい。ユグドラシルの能力に加え、潜水能力を備えている。搭載されているグングニルミサイルは、バルトの名を取って、“バルトミサイル”と名づけられている。ガンルームの壁にはファティマ家に伝わる名銃「マシガネーター」が飾ってある。
ユグドラシル3世( 攻略へ シェバトで2世に飛行ユニットを取り付け、飛行が可能となった状態のユグドラシル。飛行ユニットは、元々はバルトの先祖ロニ・ファティマが使用していたもの。

名称                  内容
ラカン 500年前、ギア・バーラーを操り、謎の軍団ディアボロスを滅ぼした者のうちの一人。ソフィアの肖像画を書いた人物。 だが、別の説明では、彼こそディアボロスを操り、世界を壊滅させたグラーフらしい。事実関係、不明。
ラケル ビリー、プリメーラの母。ジェサイアの妻。ビリーが12歳の時(4年前)、ストーンの放った死霊<ウェルス>によって殺される。その際、死霊にジェサイアの居場所を問われたが、口を割らなかった。
ラジエル マハノンにある二対の樹。その果実を口にしたものは、大いなる知恵と力を手にすると言われている。
ラティナズバー 帝都公認アマゾネスのラティナのバー。調達屋ハマーがよく出入りする。2階はリコの部屋。
ラハン村( 攻略へ キスレブとの境界線近いアヴェの辺境の村。3年前、重傷のフェイが、この村の長老リーの家に運び込まれた。村には青年ティモシーと、その婚約者のアルル、アルルの弟のダンなどがいる。村の外れの山頂にシタンの家がある。突如として現れたギア集団に襲撃される。
ラムサス(カーラン・ラムサス) 愛称カール。ゲブラー最高司令官。ギアはワイバーン。部下はミァンやヴァンダーカムなど。キスレブ前衛部隊を数日で排除。ソラリス下層市民の出だが、軍部において異例の早さで頭角を現し、現在の地位に就く。能力主義を重んずる。過去、エルルにおいて、フェイと同じ技を使う者を見た。それを〝奴〟~エルルの悪魔~と呼ぶ。「フェイ」という名を過去に聞いたことがある。現任務は“アニマの器”発掘と、ラムズの監視。度重なるフェイに対する敗北から、プライドを傷付けられ、憎しみを抱くようになる。後にギア・バーラー「ヴェンデッタ」を駆り、ようやくフェイに初勝利するが……。
ラムズ 地上人<ラムズ>。牧羊者<アバル>に対する言葉。ソラリスが自国以外の人間に対してこう呼ぶ。純粋な自国民の少ないソラリスが、労働力確保のためにら致し、労役に就かせる場合もある。だが、それだけではなく、人体実験の被験者としても利用される。その結果、生まれた副産物が「ドライブ」である。
ランク ゲブラー特殊部隊の一員。搭乗ギアはワンドナイツ。バルトのアジトを襲撃した時、他の4人のメンバーを指揮していた。エリィの部下。キスレブへの粛清の折、再びフェイと戦うことになるが、敗北する。
リアレンジ ソラリスの管理庁にとって害と見なされた者に、再教育を施す。なお、連帯責任となり、その者の所属ブロック全員がリアレンジ対象者(総リアレンジ)となることもある。
リー ラハン村の長老。3年前にフェイを引き取って以来、彼を我が子のように育てる。ラハン村がギア集団の襲撃にあった時に死亡。
リコ(リカルド・バンデラス) キスレブのD区画にいる。30歳。身長211cm。体重160kg。搭乗ギアはシューティア。キングと呼ばれている。スザーン、バルガス、ハインリヒ、レオナルドら、4人のバトラーを家来とする。洗礼の儀式を称して、フェイを彼等4人と戦わせた後、最後に彼みずからが戦いを挑む。バトリングでは40戦40勝、ほとんどが30秒以内という負け知らず。御前試合においても、今年勝てば3連続キングだったが、フェイに破れる。リコがまだ幼い頃、ジークムントの亜人排斥運動によって街を追われ、それがもとでキスレブ、ジークムントに対して恨みを抱くようになる。バトリング団体リーグの折、事故を装い、ジークムントの観戦席へギアを突入させるが、失敗。事の露見を恐れたB管理委員会によって、公開処刑させることになったが、フェイに助けられる。ジークムントとその妻だけが入室可能な部屋に、入ることが出来た。
リミッター 刻印<リミッター>。500年前の地上人の反乱にこりたソラリスの科学者たちが、地上人の遺伝子に、感情や能力を制御するものを取り付けた。リミッターとはこれを差す。リミッターを施す計画の中心人物はカレルレンであった。それ以来、地上人は意識、行動すべてにおいてソラリスのいいように操られ、その事に気づかないでいる。
ルア・クーン B管理委員会の管理員。フェイにバトリング出場を勧める。
ルーヴェ キファインゼルの艦隊に所属する駆逐艦。
ルッカ ラハン村の相談屋の中にいて、フェイたちにメモリーキューブの使い方を(有料で)教えてくれる女性。シルバード2号の設計に取りかかろうとした矢先、ラハンへ派遣された模様。メモリーキューブの性質から、彼女を派遣したのはソラリスであると断定できる。ソラリスが何らかの理由で地上への介入をするにはゲブラーを用いることを考えると、ルッカはゲブラー所属の可能性が高い。フェイ(プレイヤー)は、この時点よりソラリスの手の中で躍らされることとなる。しかも有料で……。ルッカの正体について書いてあるのはここくらいでしょうね。
レオナルド・スナイパー リコの4人の家来のうちの一人。バトリング搭乗ギアはGANARDOR。洗礼の儀式で自分を負かしたフェイのことが何かと気に入らず、緒戦でバトリング対戦をした時、ヴェルトールを爆破させ、フェイを殺そうとした。だが、下水道で化け物に殺され、死亡する。 だが、彼を殺した真犯人はイドだった。
レンマーツォ ビリーの搭乗ギア。全高15.9シャール。基本重量11.6カーン。全備重量16.1カーン。教会から支給されたが、実はソラリス製のギアである。両腕に装備された対死霊用リボルバーカノンは絶大な威力。
牢屋 シェバトの王宮にある牢屋。500年前の戦争では、主にソラリス兵を捕らえるのに使用された。人を生きたまま石にする極悪犯罪者用のカーボナイト・ケージや、凶悪犯罪者や危険なモンスターを眠らせる為のマシンがある。最も奥には、ある女性が捕らわれていた牢屋がある。500年前、この女性を取り逃さなければ、シェバトは勝てた、と傍らにいる老婆が語っている。
ロニ・ファティマ バルトの先祖。500年前、ギア・バーラーを操り、ディアボロスを倒した者のうちの一人。彼が使用したギア・バーラー“E・アンドヴァリ”はアヴェの地に封印され、後にファティマの至宝と呼ばれるようになる。戦いやギア・バーラーの記録はなく、彼自らが何らかの理由で削除した可能性がある。

名称                  内容
ワイズマン アヴェの武大会の決勝戦で、フェイと戦う。キスレブで再び出会う。彼はフェイの父カーンと同門であり、シェバト出身。軍師の職に就く。傷ついたフェイをラハン村の長老リーに預けたのは、彼だった。ゼファーの命で、ある男の監視のため、そして自分たちの助けとなる人物をシェバトへ連れてくるため、地上に降りていた。
ワイルドキャット ノアトゥンにある酒場。最新型のジュークボックスがある。新人のウェイトレスが、仲間の入れ替えを担当している。

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